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kazuo kawasaki

kazuo kawasaki MP-709

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MP-709

新しい取り扱いブランドである「kazuo kawasaki」

1949年に眼鏡の産地である福井県に生まれた川崎和男は、金沢美術工芸大学産業美術科で工業デザインを学び、その後は東芝でオーディオ機器の開発デザインに従事。28歳の時、交通被災によって車椅子生活を強いられるようになったが、逆境に負けずに川崎和男デザイン室を主宰、伝統工芸の活性化とコンピュータによるデザイン手法の提案を精力的に手掛けるようになる。

1989年、ついに眼鏡に対する熱い思いを、眼鏡老舗メーカーである増永眼鏡株式会社とのコラボレーションによって、Kazuo Kawasakiブランドの眼鏡をデビューさせることで果たす。
その後は次々と革新的な眼鏡デザインを発表し続け、プロダクトデザイン界の栄誉ある賞を数々受賞し、優れた眼鏡デザイナーとしての地位を確固たるものにする。

現在の川崎和男氏の活動はデザイナーとしてのみならず、デザイン教育者、デザイン学者にまでおよぶ。
2001年度から2003年度までグッドデザイン賞審査委員長・毎日デザイン賞最終選考委員を務め、毎日デザイン賞・国井喜太郎産業工芸賞・ICSID特別賞・ドイツ国際デザイン賞など、国内外の主要なプロダクトデザイン関連の各賞を最多受賞している。
なお、川崎和男氏の作品はニューヨーク近代美術館、クーパーヒューイット美術館、モントリオール装飾美術館、シュトッツガルトデザインセンターなどに永久収蔵されている。