You Keep Me Hangin’ On

こんにちは 蓮沢です

唐突ですが、タランティーノ監督って本当に選曲センス抜群ですよね!「パルプ・フィクション」のjungle Boogie / クール・アンド・ザ・ギャング、「ジャッキー・ブラウン」の “Didn’t I (Blow Your Mind This Time)” / デルフォニックス、そして最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の “You Keep Me Hangin’ On” / ヴァニラ・ファッジ!

あのシーンでこれが流れ始めた時には鳥肌がたちました!ダサカッコ良さの極みの様な曲である。今風の音では無いという意味でね、あえてこう表現しますが、これは本気の本気で褒め言葉です!大好きです!
時代を演出する意味でも当時の流行からチョイスしているんでしょうが、この映画の雰囲気にハマり過ぎてます!

私、思い立っては年代別MIXテープを作ったりする変な癖があるんですが、60〜70年代からはいつも1曲目にはこれかキング・クリムゾンの “21st Century Schizoid Man” で迷っている気がします。それほどテンションがアガる1曲。

もう1曲、記憶に残った映画のサウンドトラックといえば、B級ホラー「サプライズ」で使われていたドワイト・トゥイリー・バンドの “Looking for the Magic” 。これでもかっ!てほど何回も流れるんですが、これも良い曲だから気持ち良いんですよねぇ〜。

もう最高よね!70〜80年代のエンジニアさんのマスタリングって凄いと思います。最近の音圧ギシギシでダイナミックレンジもクソも無い爆音押しの楽曲に比べて、各パートの音の処理が凄く丁寧にされていて何とも心地良い。もちろんバンドのシンプルかつ魅力的なアレンジがあってこそなんですけど・・・あぁ〜本当ダサカッコ良い・・・(褒め言葉です!)