こんにちは　蓮沢です

ごく稀にですが、本格機械式時計でありながら、時計の既成概念を覆してしまう様な製品が現れます。私もこのブログで多種多様な時計を紹介させて頂く際、「視認性がああだこうだ」・・「実用性がどうたらこうたら」・・・などと散々のたまっておるわけですが、・・・そんなありふれたセールストークを「それが何？」って感じにバッサリ一刀両断してくれるヤツの事です・・。

これがですね、箸にも棒にもかからないつまらないモンなら一笑に付して終わりなわけですよ・・・。しかし！ハリー・ウィンストンがやっちゃうとこうなるんだなぁ〜。
理屈抜きでカッコイイんですよね・・・。

「Project Z12」 ¥3,135,000 (税込)

ハリー・ウィンストンの硬派な面を前面に押し出した「Project Z」シリーズ。現在「Z13」まで発売されていますが、このモデルは2018年登場の「Z12」です。歴代モデルの中でも個人的にかなり好きな時計なのでご紹介。

これ、時間の読み方分かりますか？😅バイレトログラード機構という複雑なムーブメントにより上半円で「時」、下半円では「分」を表しています。一番外側のダイヤルの数字は日付ですね。はい、見難くて良いんです。実力がともなっていれば遊び心さえ重厚な魅力になるという見本の様な時計です。例えるなら「羊の皮をかぶった狼」！的な？なんか違うかっ！

どこに着けて行っても注目度は高く、話のネタになること間違いなし！良い感じにクセの強い製品だけに作ったメーカー側も、また購入されるお客様にとってもかなり冒険的な要素が高く、それは粋な大人の余裕に繋がっている様に感じます。世界300本限定という希少な時計ですが、今ならまだ入手可能です。お早めに！